予防 / 毎日の食事 / 2026年10月28日
むし歯と甘いもの、
気にするのは「量」と「回数」
甘いものの量を減らすだけでなく、口にする回数を減らすこと。厚生労働省の e-ヘルスネットの説明をもとにまとめます。
量:砂糖が多いほど、むし歯は増える
国ごとの1人あたりの砂糖の消費量と、12歳の子どものむし歯の数には、長い期間にわたって強い関係が見られたとされています。年間の消費量がおよそ15kgまではむし歯は抑えられ、15〜35kgでは急に増えると説明されています。
WHO(世界保健機関)は、加工食品や料理に加えられる砂糖(遊離糖)を、1日にとるエネルギーの10%未満、できれば5%未満にすることを勧めています。
回数:同じ量でも、分けて食べると増える
1940〜50年代のスウェーデンの実験では、甘いお菓子を食事のときだけ食べた時期より、食事と間食に分けて回数を増やした時期のほうが、むし歯が増えたと報告されています。
だらだら食べ・ちびちび飲みを減らす
「総量」と「回数」の両方を減らすことが大切です。家庭や暮らしに合ったやり方を選びましょう。
今日からできること
- お菓子や飲み物を選ぶときは成分表示を見る。キシリトールなど砂糖以外の甘味料を使ったものを選ぶ方法もあります。
- 甘いものを減らすだけでなく、フッ素入り歯みがき粉を年齢に合った量で使う。
- 歯医者さんでのフッ素塗布も組み合わせる。
砂糖を控えることは、肥満や生活習慣病の予防にもつながります。
出典
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「甘味(砂糖)の適正摂取方法」(福田英輝・国立保健医療科学院、2025年11月15日更新)
この記事は一般的な情報です。歯や口の状態について気になることは歯科医師にご相談ください。